2005年04月13日

め組のじょーん

 {注1}これはじょーんが21歳ぐらいのときの夏の出来事である。その日じょーんは友達3人と計4人でドライブに行く予定だった。みんな割と家は近い。友人S司が車を出し、みんなを迎えに行く。友人Mの家がやや遠い。3人が車で彼の家に向かう途中、

 S司が家に忘れ物をしたらしい。戻ることに。

 玄関に行ったS司が焦った顔ですぐ戻ってきた。「ちょっと来てくれ!」玄関に近寄ると、家の中からけたたましいサイレンの音が・・・。(その時S司家には誰もいなかった。)

 S司が恐る恐る、玄関の扉を開ける。・・・・・火災報知器だ。「ど、どうする?」「やべーよ・・・。」「とりあえず、居間の扉を開けてみるか?」(玄関に入って目の前の扉が居間へと続いている。)確かにこの扉を開けないことには、中の状況が全くわからない。S司がそっと扉に近づく。すると突然、何かがバタバタと音を立てて、階段を降りてきた!

{注1}・・・じょーんのおすすめマンガコーナー@「め組のだいご」
 消防士だいごの活躍を描く。1巻に1回は泣けます。


  S司家の飼い猫「Pちゃん」だった。口から泡を吹いている・・・。(命に別状は無さそうだが・・・。)じょーんがふと、とんでもないことに気が付いた。「このサイレン、本当に火災報知器なのか?ガスじゃないのか?」うっ・・・。みんな思わず息を飲んだ。

 火災かもしれない。ガスかもしれない。敵の正体がわからない。どっちにしてもこの目の前の扉を開けなければ・・・。しかしみだりに開けてはいけないような気がする・・・。しかし何か行動を起こさなければ・・・。時間の猶予は1分も無い(ような気がする)。こうしている間にも中の状況はどんどん悪化しているはずだ。

 S司がようやく口を開いた。「隣のオヤジ、呼んでくる!」そういえば、隣のオヤジは高校の教師をしているというのを聞いたことがある。確かに学校の先生ならこういう状況で的確な判断をしてくれるに違いない。

 オヤジがすぐ駆けつけてきた。「何ボーッと突っ立ってるんだ!」状況を説明。するとオヤジは有無を言わせず、居間の扉を開けた。その途端、中からドス黒い煙が噴き出してきた!

 火災に間違いない。この煙の向こうで何かが燃えている!オヤジが叫ぶ。「おまえら、2階に行って窓を全部開けてこい!」そう言ってオヤジは煙の中に飛び込んでいった!

 3人は言われた通り、2階に向かう。2階には3部屋ある。1人が1部屋の窓を開ける。うっ、しかしすごい煙だ。数分でもこの煙の中にいたら動けなくなるだろう。何とか窓を開け、すばやく外に退避。オヤジは?

 入ってしばらくたつがオヤジが出てこない。まさかこの煙にヤラれたのでは・・・。・・・・・行くしかない。あの煙の向こうへ。クッソー、いやだよー、こんなところ(失礼な!)で死にたくないよー。・・・まだオヤジは出てこない。・・・・・これ以上は待てない。行こう。3人が玄関へと行きかけたその時!オヤジが燃え盛るイスを抱えて飛び出してきた!(マジで映画の1シーンみたいでした。)

 イスの座面の布部分が燃えているらしい。すばやく消火。オヤジの話によると、このイスがストーブの前で燃えていたそう。イスが燃えているのはすぐわかったが、まず1階の窓を開け、それからこれを抱えて出てきたらしい。(このオヤジ、ただものではない。)あとは煙が出ていくのを待つだけ・・・。3人は一気に力が抜け、その場に座り込んでしまうのであった・・・。

 原因はS司がストーブの火を消し忘れたこと。その後、帰ってきたS司の母親に3人はこっぴどくしかられた。(なぜオレたちまで?!)

 しかしあのときS司が忘れ物に気が付かなかったらと思うと、ゾッとする・・・。

こうしてじょーんの初出動(?)は何も出来ずに終わるのであった・・・。


 
posted by じょーん at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
流石、高校の先生。
すばらしいですね。

しかし、色んなことに遭遇していますね。
Posted by DIJ at 2005年04月14日 13:38
その隣に住んでたオジサンに
ぜひこのブログにコメントしてほしいよね♪♪
Posted by あやの at 2005年08月23日 22:47
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