2005年04月12日

液体X投入

 これはじょーんが中学2年生頃の話である。当時からエンジンの付いた乗り物にとても興味があった。

 ある日、家の近所にスクーターが放置されていた。こんな面白そうなモノ、じょーんがほっとくわけがない。すぐ近くに住んでいる幼なじみのANDY(1コ下)を呼び出す。エンジンさえかかれば当然、乗り回して遊ぶつもり。

 スクーターを調べる。ハンドルロック{注1}はかかっていない。キック式スターター{注2}だから、ガソリンさえ入っていれば、エンジンがかかるのかな・・・。

 とりあえずキックしてみる。「ブロロン・・・ブロロン・・・。」あと少しでエンジンがかかりそうなのだが・・・。燃料キャップを開けてタンクの中を見てみる。やはり、ガソリンが無いようだ。

 う〜ん、どうしよう・・・。まだ13,4歳の二人、ガソリンスタンドにガソリンを買いに行く勇気はない。じょーんが名案を思いついた。「・・・液体Xでいこう。」{注3}

 「え、液体Xぅ〜?!」Andyが驚くのも無理はない、Xはどこの家庭でも主婦が日常的に使っている液体である。じょーんは冗談半分で言ったつもりだった。ところがAndyは、

 「よし、それでいこう!」(おい、おい、おい・・・)早速じょーんが家から液体Xを失敬してくる。液体X投入。

 そしてじょーんは思い切りキックした!するとけたたましい音をあたりに響かせてエンジンがかかる!

{注1}ハンドルロック・・・二輪車には盗難防止用にハンドルにロックをかける機能が付いている。
{注2}キック式スターター・・・文字通り、ペダルをキックしてエンジンを始動させる方式。現在は車と同様、セル式スターターが主流。
{注3}・・・子供がマネするといけないので液体Xの正体は伏せます。Andy、ネタ明かししないように(笑)。





  ・・・わけがなかった。エンジンがかかるどころかキックするたびにその音は弱々しくなっていくのである・・・。

 「なんだ、このポンコツ!」結局スクーターのせいにするとんでもない二人・・・。こうして二人はガソリンエンジンにはガソリン以外入れてはいけないことを学習するのである。(あの時のスクーター君、本当にごめんなさい・・・。さぁ、Andyも謝るんだ!{笑})
posted by じょーん at 22:42| Comment(3) | TrackBack(0) | 学生時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
登場人物のANDYです。

懐かしい思い出ですねー。しかしあの年代の子供の知識は恐ろしいですね。
たぶん、液体が足りなかったからかからなかったんじゃないですかね!

スクーターさん、ごめんなさい。

あの後も随分放置されたままでしたね、あの原チャ。
Posted by Andy at 2005年04月12日 23:44
 オレが思うにたとえガソリンが入っていても、いわゆる“直結”をしなければ、エンジンはかからなかったのではないだろうか・・・。
Posted by じょーん at 2005年04月14日 07:21
キーが無いわけだから、直結して、キーの代わりをしないと、ガスだけじゃ掛からないんじゃ?

もしかしたら、今同じように、原チャが落ちてても、エンジンかけれないかもね。。。
Posted by Andy at 2005年04月14日 13:29
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