2005年03月13日

ネオパラアタック

 ネオパラ・・・。う〜ん、実にいいネーミングである。ネオパラとはT稲山の中にある山の名前である。山スキーヤーに人気の山だ。やはりネオパラダイスの略称なのだろうか。そんなことはさておき、今日はスノーボードを背負ってこの山を登り、滑ってくる予定である。メンバーは‘アウトドアマスター’亀、ビギナーだが筋はいいY、そしてぼくだ。(ちなみに亀は山スキーではない普通のスキーを背負って登る)

 8時50分頃、登山開始。登りはスノーシュー{注1}を履く。(亀はかんじき)ぼくとYの履くスノーシューは前日、知人のKさんから拝借したもの。昨晩30センチ近く雪が降ったが、このスノーシューのおかげでそれほど埋まることなく登ることが出来る。スノーシューは初めて使うが、しばらく登るとすぐに慣れた。亀のかんじきはぼくらのスノーシューより二回りほど小さく、靴で登るよりはマシだが、やはりぼくらよりは埋まり、しんどそうだ。 
 
 ぼくらより先に出発した他のパーティー(山スキー)は30分ぐらいで見えなくなってしまった。ネットで調べた限りでは、山頂まで2〜3時間かかるらしい。(この2〜3時間というのが微妙なのだが・・・)果たして冬山ビギナーのぼくらはいったい、何時間かかるのだろうか・・・。

 しばらくはゆるやかな斜面が続いたが、途中から急な登りが続く。30分ぐらいの間隔でこまめに休憩を取る。そもそもぼくとYは冬山登山の経験は1度しかなく、その時は1時間20分の登りだった。つまり、1時間20分を超えると未知の世界に突入するわけだ。

 緩斜面と急斜面が交互に続き、そろそろ登り始めて3時間になる。もう山頂が見えてもいいはずなのだが・・・。見えぬ・・・。山頂が見えぬ・・・。ついでに天気まで吹雪模様になってきた。

 最初から‘3時間で着くだろう、若いし!’ぐらいの感覚で登っているのでこの3時間を越えてからの登りは本当にキツイ。1分が長く、ひとあしが重い。意識も朦朧としてきたちょうどその時!別のルートから登った山スキーヤーが滑ってきた! 

 ぼくは開口一番、「山頂まであと何分ぐらいですか?」彼曰く、「あと30分ぐらいかな。」30分!!!あとこの辛い登りを30分も続けなければならないのか・・・。しかしそれと同時にちょっとした安心感も有った。あと30分でこの生き地獄から開放される・・・。
その時、ぼくの中のマインドBが話しかけてきた。

 (じょーん{注2}よ、おまえは今まであまたの困難を乗り越えてきたではないか。この程度の試練で倒れてしまうおまえではあるまい。さあ立ち上がれじょーん、山頂はもう目の前だ!)ぼくは最後の力をふりしぼり急斜面を駆け登った!(気持ちだけは・・・)


{注1}スノーシュー・・・現代版かんじき。雪原を散策する‘スノーシューイング’なるものも近年人気がある。
{注2}じょーん・・・筆者の愛称。
 



  ちらつく雪の中で先に登った山スキーヤーのテントが見えたときの感動は筆舌に尽くしがたい。山頂だ。聞けば彼らはぼくらより1時間も早く着いたらしい。さすがベテラン。しかしぼくらはまだまだ冬山ビギナー。気になる登山時間は3時間40分くらいだった。装備も経験もまだまだのぼくらにとっては頑張った方だ。

 こうしてぼくらは昨夜から降り積もったディープパウダー(笑)を堪能し、達成感と心地よい疲労感を携えて帰途に着いた。
posted by じょーん at 17:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オレはディープパウダーに悪戦し、挫折感と凄まじい疲労感を携えて帰途に着いたぞ
(;´Д`)

Posted by Y at 2005年03月14日 16:57
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